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■鈴木教授 第41回臨床麻酔学会で講演 |
南山大学理工学部データサイエンス学科 鈴木敦夫教授が2021年11月5日、6日の両日、札幌市で開催された 第41回臨床麻酔学会におけるフィリップス・ジャパン共催のスポンサードシンポジウムにおいて、 「オペレーションズ・リサーチによる手術室スケジューリングの自動化」という題目で講演を行いました。 シンポジウムのテーマは、「ここまで進んだ手術スケジュール・勤務表作成の自動化~働き改革のために ITがサポートできること~」です。
シンポジウムでは、名鉄病院周術期管理センターの藤原祥裕氏とともに、手術の管理における スケジューリング作成の自動化へのオペレーションズ・リサーチの適用について講演しました。 鈴木教授の指導のもとで博士の学位を取得した東京理科大学理工学部経営工学科、伊藤真理講師も 共同演者として参加しました。
講演では、オペレーションズ・リサーチの手法を適用して手術室に関するスケジューリングの諸問題を解決し、
日本の多くの病院が導入しているフィリップス・ジャパンの手術室管理システムFortec ORSYSに
新たに組み込むことの効果が紹介されました。
これらの問題は、手術室のスケジューリング、麻酔科医のシフト作成、手術への麻酔科医・看護師の割当で、
これらを自動的に作成する機能を組み込んだことにより、手術の管理効率が劇的に改善されました。
この結果は多くの病院関係者に注目され、現場での導入が進むことが期待されます。
写真は鈴木教授の講演の様子です。
(2021/12/14掲示)