Department of Systems and Mathematical Science
システム数理学科トップ>鈴木教授 日本臨床麻酔学会での招待講演
■鈴木教授 日本臨床麻酔学会での招待講演 |
南山大学情報理工学部情報システム数理学科 鈴木敦夫教授が2013年11月2日に石川県で開かれた日本臨床麻酔学会第33回大会において招待講演をされました。 講演のタイトルは「周術期医療におけるオペレーションズ・リサーチ」です。 オペレーションズ・リサーチは幅広い分野に応用することが可能で鈴木教授は積極的に共同研究を行っており、 その成果の一つに当たります。
右の写真は、鈴木教授の講演の様子です。
講演の概要
本講演では、われわれの研究チームが愛知医科大学麻酔科学講座藤原祥裕教授と
共同開発中の、手術室に関するトータル・スケジューリング・システム(TSSOR)を紹介する。
このシステムは麻酔科医の当番・当直シフト自動作成システム、手術部看護師シフト自動作成システム、
手術室スケジュール自動作成システムからなり、手術室に関するスケジューリング作成に関する
麻酔科医、看護師の負担を大幅に軽減することができる。
例えば、麻酔科医の1か月分の当番・当直シフトを、おおむね1時間以内に作成することができる。
システムの試作版は、現在、愛知医科大学で試用中であり、実用化に向けて改修作業を続けている。
(2013/11/05掲示)